将来性よりも即戦力のエストゥピニャンを選ぶ
イタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、7日の会見で、ニコロ・トレソルディとオネスト・アハノールの招集を検討していることを明かした。『MilanNews』によると、アハノールは今夏の移籍市場でミランが狙っていた選手だという。
アハノールは17歳のDFでイタリア生まれだが、両親がナイジェリア人である。書類的な手続きは全て終えているものの、18歳になるまでは正式にイタリア国籍を取得
することはできないため、現時点で招集することはできない。
ジェノアの下部組織で育ったアハノールは、2024年9月のユヴェントス戦に出場。16歳7カ月5日の若さでセリエAデビューを飾った。その後、負傷による長期離脱があったためリーグ戦の出場は6試合にとどまったが、その才能には注目が集まっていた。
そしてこの夏、アタランタへの移籍が決まった。移籍金は2000万ユーロを超えるとされる。
テオ・エルナンデスを放出したミランも獲得に興味を持っていたが、将来への投資には高すぎると判断。即戦力としてペルビス・エストゥピニャンを獲得することを選んだとされる。
今季加入したアタランタでは、ジョルジョ・スカルヴィーニの負傷もあって9月末から出場機会を得ており、現在は評価を高めている。
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