ユヴェントスで引き分けたミラン
ミランは5日、セリエA第6節でユヴェントスと対戦し、0−0で引き分けた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が試合後に『DAZNイタリア』でコメントを残している。
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「どう蹴ったかすら見ていない。PKは外すこともあるものだ」
「前半は互角の展開だった。相手はスペースをうまく消してきて、ボール回しも非常に遅かった。それに加えて、こちらの中盤の選手が最終ラインにあまりプレッシャーをかけられていなかった」
「後半はフィジカル的に上がってきて、いくつかチャンスを作れた。ただ、最初のチャンスは相手のもので、メニャンが素晴らしいセーブを見せた。そこから試合の流れがこちらのものになった時、もっとゴールに対して貪欲になるべきだった」
「ポジティブな点は無失点に抑えたことと、連続無敗が続いたこと。でもネガティブな点としては、試合の中で“仕留めるべき瞬間”に、もっと攻撃的になる必要があった。その瞬間に試合を決めなければならなかった」
ラファエル・レオンが決定機を2度決められなかった。コンディションは?
「今週がようやく最初のトレーニング週だった。彼は45日間も離脱していた。先週の日曜は、必要に迫られて出場させた。エストゥピニャンが退場して、交代枠を無駄にしたくなかったからプリシッチを代えた。あのときは悪くなかった」
「その後は1週間しっかりトレーニングしていて、コンディションを取り戻さなければならない。彼には早く本来の状態を戻してほしい。我々には彼が必要だし、エンクンクも必要だ。彼らは試合を決められるテクニカルな選手たちだから」
ラファエル・レオンはストライカーではないのでは?
「彼にとって新しいポジションというわけではない。リール時代、若い頃からセンターフォワードをやっていたはずだ。モドリッチのパスに反応した動きは、まさにストライカーの動きだった。素晴らしいカットインだった」
「でも、あの位置にいるなら、あれだけのチャンスを2回もらってゴールを決められないのは良くない。技術的には素晴らしいものがある。ピッチ中央からシュートを狙った場面なんかは、天才的なプレーだった。だからこそ、あそこまで行った時には“決めるべき”という意識をもっと持たなければならない。チームのためにもね」
このスタジアムに戻ってきた気持ちは?
「感動的だった。ユヴェントスでの8年間、苦楽を共にした多くの人たちと再会できた。負けた時もあったけど、一緒にたくさん喜びを分かち合ってきた。感動的で、楽しかった。ただただ感謝しかない。そして観客にも感謝したい。ここに戻ってこられて嬉しかった」
「でも今はミランの監督だから、ここでしっかり結果を出さなければならない。やるべきことはまだ多い。今夜の勝ち点1は持ち帰れるし、失点もしなかった。でももっとできたはず。試合の流れを読まなければならない。仕留めるべき時に相手を仕留める必要がある」
サンティアゴ・ヒメネスを63分に交代させた。残しておくべきだった?
「今日は私がミスをした。でも逆の意味で。今日のヒメネスは素晴らしい試合をした。特にPKにつながるプレーでは良い動きを見せたし、他にも何度かいい場面があった。彼はチームのためによく働く選手で、それが本当に重要だ」
「でもその時点では、フレッシュでテクニックに優れた選手を投入しようと考えた。プリシッチもPKは外したけれど、素晴らしい試合をしていた」