主将は「99%ガッビア」 アッレグリが明かす
ミランは20日のセリエA第4節でウディネーゼと対戦する。予想スターティングメンバーやマッシミリアーノ・アッレグリ監督の前日会見の様子を紹介する。
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ミランはストラヒニャ・パブロビッチが回復したが、ラファエル・レオンは引き続き欠場する。マイク・メニャンは順調に回復しているが、ウディネーゼ戦はピエトロ・テッラッチャーノにゴールマウスを託すことになりそうだ。
ウディネーゼはここまで2勝1分けで4位につけている。インテルを撃破して勢いもあり、警戒すべき相手だろう。
アッレグリ「連勝は特別ではない」
前節の退席処分によりベンチ入りできないマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、19日の会見で記者からの質問に答えた。
昨季は8位。チームは立ち直ったのか?
「それはピッチが答えを出す。明日は本当に大事なテストだ。2試合勝っただけで、みんなが素晴らしくなったわけではない。試合が始まるときにスイッチを入れなければ痛い目を見る。特にウディネーゼのようなチーム相手にはね。スペースは少ないだろうし、チャンスが来たら決めなければいけない。今の決定率はとても低い。準備が必要だ」
負傷者の状態は
「ラファエル・レオンは順調に回復している。レッチェ戦は間に合わない。来週中には復帰し、ナポリ戦には間に合うことを願っている。長く離脱していたので見極めが重要だ。メニャンは問題ないし、落ち着いている。火曜日のレッチェ戦ではゴールを守ると思う」
チーム内での得点の分散については?
「シーズンが終わる頃には、ある程度のゴール数をFW、MF、それぞれが取らなければならない。我々には優秀なFWがそろっている。レオン、プリシッチ、ロフタス、エンクンク、ヒメネスにはゴールの可能性がある。中盤の選手たちは飛び出しから、DFはヘディングでチームを助けることができる」
サンティアゴ・ヒメネス
「たくさんチャンスはあった。落ち着いていればゴールを決める選手だ。そのうちゴールは取れる」
ジャケットを脱いだ件について
「破れないように、慎重に脱いだつもりだった。だが、それでも間違った行動だったから、明日はベンチにいない」
サムエレ・リッチはまだスタメンにならないのか
「サムエレは加入してからずっと成長している。フィジカルもテクニックもメンタルもすべてだ。プレシーズンもとても良かった。いつも準備ができているし、信頼できる選手だ。高い目標を目指すチームをつくるには、メンタル面で信頼できる選手がたくさん必要で、サムエレはその一人だよ」
明日のカピターノは誰に?
「99%ガッビアだ。これで1人、スタメンがバレてしまったね」
昨季はクーリングブレイク問題があった。今季はより一体感があるように見える
「一体感は選手たちのために必要だ。彼らが試合に勝つ存在だから。私は手助けをして、できるだけ邪魔をしないようにしている。落ち着いた姿勢を保つべきだ。ミランでは試合に勝つのが普通であるべき。2連勝しても、それは特別なことではない」
「例外なのは負けたとき。そこで浮き沈みをつくってはいけない。精神的な強さが求められる。まだ35試合残っているし、目標に向けて一歩ずつ進まないといけない。必要なポイント数を積み上げていくんだ」
ボローニャ戦では3-5-2と4-4-2を使っていた
「数字で言われると困る。よく分からなくなってしまうからね。アレクシス、エストゥピニャン、トモリはイエローをもらっても落ち着いてプレーしていた。それはテクニカルや戦術的な面以上に大きな進歩だと思っている」