ミランは14日のセリエA第3節でボローニャと対戦する。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の予想スターティングメンバーなどを紹介する。
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ミランはラファエル・レオンのケガが癒えておらず、前線の並びが注目される。サンティアゴ・ヒメネスのパートナーとしては、ルベン・ロフタス=チークが有力視されている。
中盤には、移籍市場終盤に加入したアドリアン・ラビオがスタメン起用される見込み。ルカ・モドリッチ、ユスフ・フォファナとともに、中盤を形成するとみられる。
アッレグリの前日会見
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合前日の会見で様々なテーマに触れた。
クリストファー・エンクンクのポジション
「彼のような優れた選手は、どこでも使いやすい。基礎的なことをすべて高いレベルでこなせるし、良いコンディションさえ整えばもっとできる。上手い選手は、チームの中にいるだけで勝利に近づけてくれる。レオンとの2トップでも、他の組み合わせでも問題ない。みんながそろった時にどうするかを見ていく」
クリスティアン・プリシッチは切り札になるか
「プリシッチに限らず、昔は10人+交代3人でサッカーをしていたが、今は15人で戦う。交代枠の5人は決定的になる。交代選手は先発よりも試合を左右することがある。最後の30分で試合は変わるものだ。途中から入る選手がプラスにもマイナスにも影響を与える。出場時間が少なそうに見える選手が、最終的にシーズンを通して一番大事なポイントをもたらすこともある」
3バックが固定されている。デ・ヴィンターは?
「デ・ヴィンターにはとても満足している。守備の問題はディフェンダーだけでなく、フォワードからGKまでチーム全体の振る舞いに関わる。個々のディフェンダーも成長しているし、それぞれが良くなれば組織としても良くなる。まだ経験の少ない選手もいるが、みんな成長しようと取り組んでいる。毎日、自分を見つめ直さなければいけない。過去の実績は過去のものだ」
MFは選択肢が豊富
「誰かが犠牲になるという話ではない。一試合ごとに取り組んでいく。予想外のことも起きるし、全員が毎試合95分出るわけにはいかない。時期によって戦い方も変わる。重要なのは、全員が今のようにチームのために尽くしてくれることだ」
サムエレ・リッチ
「とても満足している。加入してから成長している。フィジカルの構造が変わってきて、力強さが増し、重要な選手らしい体つきになっている。頭が良く、戦術理解度も高い。戦術、フィジカル、技術のすべてで成長している。これは全員が歩むべき道だ」
「国際経験豊富なラビオ、プリシッチ、モドリッチ、トモリ、ロフタス、フォファナのような選手がいる一方で、経験は少ないが才能ある選手もいる。毎日働いて確信を与えなければいけない。リッチはとても良い仕事をしている」
アテカメとオドグ
「最後に加わったオドグは、とても頭が良く反応も早い。アテカメは非常に信頼できる。もし明日使うと決めても、良い試合をしてくれると確信しているよ」