契約解除の条件に不満で抵抗
ミランは余剰戦力の整理を進めており、ヤシン・アドリの放出が近づいている。一方で、放出が進んでいない選手も存在する。その代表格とも言えるディボク・オリジの状況を『トゥットスポルト』が報じた。
2022年に加入したオリジは、ミランで期待された活躍ができず、2023/24シーズンはノッティンガム・フォレストにレンタル移籍。復帰後もトップチームの構想に入れず、ミラン・フトゥーロ(U-23ミラン)での活動となっている。
今夏こそ放出となる見通しだったオリジは、夏の初めにカーザ・ミランを訪れ、契約解除の交渉を始めた。
だが、報道によれば、ミランから提示された契約解除金などの条件に納得せず、オリジが抵抗。その後、交渉は進んでおらず、契約最終年をミランで過ごすことになった。
2022年、フリーのオリジを獲得するため、ミランは年俸400万ユーロの好条件を提示して契約を交わした。チームの高額年俸選手が2年も構想外というのは、クラブにとって大きな損失だ。