昇格組クレモネーゼにサン・シーロで敗れる
ミランは23日、セリエA開幕戦でクレモネーゼをホームに迎え、1−2で敗れた。『DAZNイタリア』のコメンテーターを務めるマッシモ・アンブロジーニが古巣に苦言を呈している。『MilanNews』が取り上げた。
試合を振り返って
「本当にひどくて予想外の試合だった。ここまで内容がないとは思わなかった。ミランは技術的にも精神的にも不十分だった。選手たちは違う展開を想像していたのだろうが、実際はほとんど何もできなかった。注意深く試合を運んだクレモネーゼには、敬意と称賛を送るべきだ」
優位性を作れる選手がいなかった?
「フォファナとロフタスはスペースに飛び込むタイプのインサイドハーフで、狭いスペースでは苦労する。ああいう場面では個の技術が必要だが、ミランにはそれがなかった。プリシッチは時折良い動きがあったが、ヒメネスはほとんど何もできなかった。サイドバックも、トモリは攻め上がらず、エストゥピニャンはかなり苦しんでいた」
ルカ・モドリッチのパフォーマンスについては?
「力は間違いなくあるし、それは見て取れた。彼は時々プレーエリアを変えようともしていた。技術的な正確さという意味では何も言うことはない。ただ、彼を守備ラインの前に置くと決定力が落ちる。レアル・マドリーでもそのポジションで使われることがあったが、ベストなポジションはもう少し前だと思う」