クラブ・ブルッヘはプレミア勢とのオークションに期待?
ミランのアルドン・ヤシャリは、いまだ決着の兆しが見えない。ミランが撤退を視野に入れ始める一方で、ヤシャリは強硬な姿勢をとり始めた。
29日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ミランはあと数日、クラブ・ブルッヘの返答を待つ意向だ。
ミランはヤシャリを高く評価しているが、交渉に時間がかかりすぎており、金銭的にも限界に近い提示を行っている。そのため、この条件で交渉が進まないのであれば、予算を別の補強に回すことを考えているという。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、中盤の人数は足りていると判断しており、攻撃陣やセンターバックの補強に方針を切り替えるとみられる。
「もうプレーしない」
ベルギー『Nieuwsblad』によれば、ヤシャリはクラブ・ブルッヘに対して強硬手段をとりだした。クラブ幹部に対して「もうクラブ・ブルッヘではプレーしない」と伝えたという。
ヤシャリは主にチームとは別メニューで調整を続けており、トレーニングマッチにも出場していない状況だ。
ミランのオファーは総額3800万ユーロ程度とされており、クラブ・ブルッヘはまだ満足していない。クラブ・ブルッヘは、プレミアリーグ勢を巻き込んでさらに高い移籍金を引き出したい構えとされている。