クラブ・ブルッヘはまだ時間を掛ける?
ミランはアルドン・ヤシャリ獲得に向け、クラブ・ブルッヘへのオファー額を引き上げた。しかし、まだクラブ・ブルッヘは良い反応を示していない。ベルギー『HLN』が伝えている。
ベルギーメディアの報道によれば、ミランはボーナス込みで3800万ユーロのオファーを出したが、設定した4000万ユーロに届かず、この条件で合意するつもりはない。
同メディアは、バート・フェルハーゲ会長を中心とするクラブ・ブルッヘ首脳陣が、ミランの圧力に屈するような形で妥協することに難色を示していると伝えている。
ミランのイグリ・ターレSDは「最後のオファー」と明言していることから、今回のオファーを断れば、ヤシャリのミラン移籍は消滅することになる。
28日午後、ヴァレリー・ファン・アフェルマート記者は、「依然としてクラブ・ブルッヘはミランのオファーが不十分とみている」としつつも、選手の代理人は「クラブが望んでいた条件」と話していると伝えた。クラブ関係者は「現時点で十分なオファーは届いていないが、移籍市場はまだ開いており、急ぐ必要はない」という立場を崩していないとした。
ヤシャリは30日、兄の結婚式に参列するため、チームを離れて北マケドニアに向かう予定だ。ベルギーに戻ってもクラブ・ブルッヘの試合に出場する意思はないと伝えているとされるが、結論が出るまでにもう少し時間がかかりそうだ。