ミランは移籍金2200万ユーロが上限?
ミランは左サイドバックにペルビス・エストゥピニャンを加えたものの、右サイドの補強は未完のままだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランが依然としてストラスブール所属のグエラ・ドゥエを最優先ターゲットに据えていると報じている。
現在のミランには、本職の右サイドバックがアレックス・ヒメネスただ一人。だが、そのヒメネスも負傷中で、アーセナルとのプレシーズンマッチを欠場した。フィリッポ・テッラッチャーノも右サイドをカバーできるが、より汎用性の高いタイプであり、主力級とは言い難い。アレクシス・サレマーカーズも適正があるとされるが、十分な陣容でないことは明らかだ。
ドゥエ獲得における最大の障壁は、ストラスブールが設定している高額な移籍金だ。ミランはこれまでに複数回オファーを見直し、最大で2200万ユーロを提示したとされるが、ストラスブール側は3000万ユーロの評価額を譲っておらず、依然として開きがある。
現在は代理人や仲介者がストラスブール側への説得を進めており、移籍金の引き下げを促している段階だとされる。
この交渉の行方が、ミランの右サイドバック補強に大きく影響しそうだ。