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ミラン、人員整理が停滞中 余剰戦力の現状は?

補強と同時に放出も進めたい新生ロッソネーリ

ミランは今夏のメルカートの動きがなかなか進んでいない。それでも、複数の交渉が進行中だ。『MilanNews』は18日、人員整理の現状をまとめた。

チャウとモラタは不透明

マリック・チャウとアルバロ・モラタは、コモへの移籍がクラブ間で合意していたが、移籍は成立しなかった。

チャウはコモへの移籍を拒否。その後、クリスタル・パレスからのオファーもあったが、これも断っており、現在は動きが止まっている。

モラタはコモでセスク・ファブレガス監督とともに戦うことを望んでいたが、ガラタサライが1月までレンタルの権利を持っているため、ミランが連れ戻すことは叶わなかった。

ミランは2人の移籍金で3500万ユーロを得て、パルマのジョヴァンニ・レオーニ獲得に充てる算段だったが、現時点では動くことができない。

エメルソン・ロイヤルは不透明

1月から放出リストに載っていたエメルソン・ロイヤルは、負傷によりガラタサライへの移籍が流れた。その後の出場はないため、市場価値も下がっている。

最近では、ベティス復帰の話題が出たが、ドライローンの希望で、移籍金もレンタル料も発生しないという条件のため、交渉が成立する可能性は低い。

アドリはロシア行きを拒否

フィオレンティーナが買い取りオプションを行使せずにミランに戻ってきたヤシン・アドリは、スパルタク・モスクワが関心を示していたが、本人がロシア行きを望まず。サウジアラビアなどから関心があるが、いずれにしても取引成立にはもう少し時間がかかる模様だ。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督の構想にも入っていないため、デビス・バスケスとともにミラン・フトゥーロ(U-23ミラン)で新シーズンの調整を始める。

ここまでの放出で約1億ユーロ

それでも、今夏のミランは、選手放出で大金を得ている。タイアニ・ラインデルス(→マンチェスター・シティ)とテオ・エルナンデス(→アル・ヒラル)の2人で約8000万ユーロ。さらに、ピエール・カルルがユヴェントスに完全移籍となって1430万ユーロ、マルコ・ペジェグリーノのボカ・ジュニオルス移籍で350万ユーロを確保し、合計9780万ユーロを得ている。

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