放出も獲得もなかなか動かない夏に
ミランは14日、ルカ・モドリッチの加入を正式に発表した。しかし、まだ夏のメルカートは思うように進んでいない。
イグリ・ターレのスポーツディレクター就任で大変革があることが予想されたミラン。モドリッチの加入が早々に決まり、好スタートを切ったかに見えた。しかし、その後加入したのはサムエレ・リッチのみ。『MilanNews』は、「それ以外の補強は予想以上に遅いペースで進んでいる」とした。
特に、アルドン・ヤシャリの交渉は遅れている。すでにミランは3250万ユーロ+ボーナスのオファーを提示。クラブ・ブルッヘの要求額は3500万ユーロで、差額はわずかだが、クラブ・ブルッヘは態度を明確にしていない。プレミアリーグからのオファーはなく、ヤシャリ本人はミラン行きのみを希望している。『MilanNews』は、あとはクラブ・ブルッヘの返答を待つだけならば「なぜ、ミランは期限を設けないのか。相手が保留している状態は極めてストレスフルだ」と指摘した。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、コンパクトなチームを希望していると明言していることから、人員整理も急務だが、選手の売却も滞っており、再びレンタルという「問題の先送り」も起こり得る。
マリック・チャウ、アルバロ・モラタ、ユヌス・ムサといった選手の放出も急ぎたいところで、まだまだ忙しい夏が続きそうだ。
現メンバーでメンバーを組むなら…
