ほかの移籍予定組とベルギーに留まって自主練習
ミランが獲得を狙うアルドン・ヤシャリは、移籍の成立を願っている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が5日の情報を伝えた。
クラブ・ブルッヘは6日に行われるプレシーズンマッチでレンジャーズと対戦する。そのため、クラブはスコットランドのグラスゴーに向かうが、ヤシャリはクラブとの協議の結果、遠征には帯同せず、ベルギーに残って自主トレーニングを続けることになった。
ミランにとって朗報なのは、遠征メンバーを外れたそのほかのメンバーだ。ブライトン加入間近とされるマキシム・デ・カイペルと、サンダーランド加入予定とされるケムズダイン・タルビがメンバー外で、ヤシャリも同様に、移籍前提の扱いを受けていると見ることができる。ただし、クラブ・ブルッヘがまだミランのオファーを受け入れる姿勢を見せたという事実はなく、まだ楽観はできない。
ロレンツォ・ルッカは厳しいか
ミランは最近、ウディネーゼのロレンツォ・ルッカに対する関心が改めて伝えられたが、『スカイ』は実現の可能性が低いとした。
マヌエル・バイオッキーニ記者は「ルッカに接触したが、選手本人はナポリを希望している様子で、インテルはよりインターナショナルな市場に目を向けてストライカーを探すことになるだろう」と語った。
チャウはどうなる?
ミランが放出候補に挙げているマリック・チャウには、複数のオファーが舞い込んでいる。その中で最も高額なオファーはコモから届いた2500万ユーロの条件だが、これは選手本人が迷っているようだ。
ミランはコモの提示にはすぐOKを出したが、交渉は進んでいない。そこで、これと同等の条件を他クラブに求めている様子。最近ではニューカッスルが強い関心を示しているとされ、ミランの要求額を用意するかがカギとなる。