期待のMF獲得交渉は長期戦の様相
ミランはクラブ・ブルッヘのアルドン・ヤシャリに強い関心を示しているが、交渉は長期戦の様相を呈している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日、その理由に言及した。
ヤシャリを狙うミランは、移籍金を2700万ユーロ+ボーナス500万ユーロまで引き上げたが、依然としてクラブ・ブルッヘ側の要求額には届いていない。
しかし、ヤシャリはミランへの移籍を強く求めており、クラブ・ブルッヘとしてもどこかで譲歩しなければいけないと考えている可能性がある。
同紙は、状況が大きく動くのは8月に入ってからだと予想した。クラブ・ブルッヘは8月にUEFAチャンピオンズリーグ予選があり、この試合でヤシャリを起用したい意向だという。さらに8月下旬のプレーオフでもヤシャリを起用し、本大会行きを決めたあとなら主力を送り出しても良いというスタンスだという。
ミランはほかにも複数の中盤補強候補が挙がっており、交渉が長引くヤシャリを待つのはリスクも伴う。また、ヤシャリに対してはボルシア・ドルトムントが関心を強めているという報道もあるだけに、引き続き今後の動きに注目だ。