バレンシアの要求は2800万ユーロ以上、ミランに対する不快感も?
ミランはバレンシアのハビ・ゲラを狙っているが、まだ移籍金の額が折り合っていない。『MilanNews』が19日の最新情報を伝えた。
スペイン『Onda Cero』によると、バレンシアはハビ・ゲラの金額を2800万ユーロに設定している。移籍金のうち30%を古巣ビジャレアルに支払う契約があるため、バレンシアは実質的に2000万ユーロ以上の収益を確保したいと考えているという。
ミランは最初のオファーが1600万ユーロ+ボーナス400万ユーロの計2000万ユーロだった。バレンシア地元メディア『Levante』によれば、このオファーは「挑戦的」と受け取られ、バレンシアの反発を招いたという。
ミランとバレンシアの間では、2023年夏にユヌス・ムサの取引が成立した。最終的に2000万ユーロ+ボーナス100万ユーロで成立したが、このときもミランの最初のオファーは700万〜800万ユーロだったとされ、バレンシア側は不快感があったという。
特に現在のバレンシアは、2年前ほどの財政難ではないため、交渉でも強気な姿勢を取れる状況にあるとされている。
バレンシアにとって最大の障害は、選手側が契約更新の条件として年俸300万ユーロを要求している点だ。これはバレンシアにとって受け入れられるものではなく、実質的な契約延長拒否とも言える。
ミランはグラニト・ジャカに獲得に動いているが、中盤から飛び出してゴールを狙えるタイアニ・ラインデルスのようなMFの獲得も目指しているところ。ハビ・ゲラの獲得は実現するだろうか。