8歳でサン・シーロへ行っていたスイスの大器
ミランが、クラブ・ブルッヘのスイス代表MFアルドン・ジャシャリ獲得に近づいているようだ。同選手は、ミランへの憧れを口にしている。ベルギー『HNL』のインタビューを『MilanNews』が取り上げた。
ミランは今夏のメルカートでジャシャリの獲得に動いている。クラブ・ブルッヘの評価額が3500万〜4000万ユーロと高額なため交渉は容易ではないが、タイアニ・ラインデルスをマンチェスター・シティに放出したいまなら可能な取引ともみられる。
ジャシャリは2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節でミランと対戦したことに特別な想いがあったようで、ベルギーメディアで次のように語った。
「子どもの頃にミラン対バルセロナの試合を観に行ったんだ。サン・シーロの3階席の一番上の方だった。8歳のときだったね。その日から、いつかサン・シーロでプレーするのが夢になったよ」
「そして今季、その夢に近づいた。対戦相手としてその場に立った。見上げると、クルヴァ・スッドの黒い壁が見えた。その場に立てたことを誇りに思っている」
“黒い壁”は、これからジャシャリの味方になるだろうか。