カンビアーゾとウドジエはより困難
ミランは左サイドバック補強の動きを加速させているようだ。『TMW』が12日に伝えた。
ミランは現在、テオ・エルナンデスの放出が話題になっている。サウジアラビアへの移籍は選手本人が拒否したものの、アトレティコ・マドリーが圧力を強めている。
ミランはテオ・エルナンデスの後釜探しを進めており、最有力候補はアーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコだという。ジンチェンコ側はイタリア複数クラブに売り込みをかけており、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると移籍金は1500万ユーロ以下で足りる見通しだという。
そのほかには、ユヴェントスのアンドレア・カンビアーゾやトッテナムのデスティニー・ウドジエがリストアップされている模様。ただ、どちらもジンチェンコより獲得が困難だ。
カンビアーゾはユヴェントスに放出の意思があるのかがまず疑問で、さらに放出を認めたとしてその移籍金をミランが用意するかは分からない。ウドジエも同様で、選手の代理人は『TMW』に対し、「いまトッテナムから5000万ユーロ以下で彼を獲得できるクラブがあるとは思えない。イタリアのクラブが気軽に出せる額ではないだろう」と述べていた。
ミランの左サイドバックは、テオ・エルナンデスを放出してジンチェンコを迎えるというのが現時点で最も有力な選択肢のようだ。