来季の過密日程を見据え、選手層の強化が急務に
2024/25シーズンにフィオレンティーナで活躍したヤシン・アドリに、ナポリ移籍の可能性が浮上している。『TMW』が29日に報じた。
スクデットを獲得したナポリは、来季のUEFAチャンピオンズリーグを見据え、今夏の選手層強化が急務となっている。もともと中盤は選手層が薄かったため、補強ポイントの一つだ。
そこで候補として浮上したのがアドリだ。
ミランからのレンタルでフィオレンティーナに加入していたアドリだが、クラブは買取オプションを行使しなかった。「選手と協議した上で決めたことだ」とダニエレ・プラデーSDが説明していた。
アドリはミランとの契約が残り1年という状況。フィオレンティーナに設定されていた買取オプションは1050万ユーロだったが、契約が残り1年となった今、より安価での放出も視野に入るという。
アドリはレジスタとインサイドハーフのどちらでも起用できるMFで、アントニオ・コンテ監督にとっては打ってつけとみられており、これから交渉が進むかもしれない。