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ミラン、ターレのSD就任を正式発表 新監督候補に意外な名前も浮上

再建のために動き出す

ミランは26日、イグリ・ターレのスポーツディレクター就任を発表した。

ターレは発表の中で、「ミランのようなクラブの一員となることは、非常に誇らしく、また大きな責任を伴う。この職務を託してくれたクラブに感謝したい。クラブは私の強い決意と成功への意志を理解してくれている。私は自らの経験をすべて活かして、この偉大なクラブのために尽力する。目標は、イタリアとヨーロッパで再び主役に返り咲くことだ」と意気込みを述べた。

また、ジョルジョ・フルラーニCEOは「再出発のための正しい選択だと確信している。専門知識、決断力、強い価値観に加え、イタリアサッカーへの深い理解と国際的な視野を兼ね備えた彼は、野心的なスポーツプロジェクトを通じてクラブの再興に貢献できる理想だ」と語った。

早速仕事に励む

ターレはすでに職務を始めており、初日から2つの具体的な動きが確認されている。『MilanNews』によると、16時頃にカーザ・ミランのオフィスに入った新SDは、ローマのフローラン・ギゾルフィSDと話し合い、アレクシス・サレマーカーズの去就について話し合った。また、ジュゼッペ・リーゾ代理人ともミーティングを行い、フランチェスコ・カマルダら複数選手について議論を交わしたとのことだ。

新監督は誰に?

なかでも最大の注目は、監督の人選に集まっている。『スカイ』によれば、マッシミリアーノ・アッレグリやジャン・ピエロ・ガスペリーニといったビッグネームの招へいが難しく、ターレは意外なところにも目を付けている。それが退任濃厚とされてきたセルジオ・コンセイソン現監督だという。

ターレはラツィオSD時代にコンセイソンを呼ぼうと試みたこともあり、現指揮官に興味を持っている模様。今後話し合いを行った上で、ともに歩む可能性を話し合うとみられている。

権限問題

『MilanNews』によると、ターレはメルカートの決定とミラネッロの管理を担当する。選手獲得に関する財政的な部分は引き続きフルラーニCEOが主導する模様。ジェフリー・モンカダは現在の仕事を継続となる。ズラタン・イブラヒモビッチはより「アドバイザー」としての色が強くなり、現場への影響力はやや制限される見込みとのことだ。

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