ヴェネツィア戦にも勝利
ミランは27日、セリエA第34節でヴェネツィアに2−0で勝利を収めた。セルジオ・コンセイソン監督が試合後、『DAZNイタリア』と会見で試合を振り返った。-
システムを3−4−3にしてからミランは、アタランタ戦を除いて守備が安定している。ただ、指揮官は長期的にこのフォーメーションを続けるつもりはないのかもしれない。
「ミランは、ここ数カ月で築いてしまった悪いイメージを払拭することが大事だ。ようやく、ずっと言っていたバランスを見つけつつある。これは技術的にも非常に重要だ」
「ディ・フランチェスコも、ミランは攻撃力が非常に強いと言っていた。その一方で、守備面では改善が必要だったんだ。私はこのフォーメーションのファンではないが、イタリアのリーグ、そして手元にいる選手たちの特徴に合わせて適応しなければならなかった」
ようやく継続性が見えてきたミランだが、指揮官はこれまでの積み重ねによるものだと考えている。
「後悔はしていない。私は魔法の杖を持っているわけではない。一夜にしてすべてを変えることはできなかった。それは当然のことだ。今もすべてがうまくいくとは言わないが、プレー面でもメンタル面でもより一貫性を持たせようとしている」