接戦で勝ち点を取れなかった降格圏チーム
ミランは27日、セリエA第34節でヴェネツィアに2−0で勝利を収めた。ヴェネツィアは終盤まで好ゲームをしていただけに、悔しい敗戦となっている。
特に、ジョン・イェボアがゴールライン際をドリブルで突破した際、ストラヒニャ・パブロビッチと接触して倒れた場面だ。ヴェネツィア側にとっては、納得のいかないシーンだった。
試合後の会見でイェボアは次のように語った。
「僕にとっては明らかにPKだった。相手はボールに触れていなかったしね。なぜVARでチェックしなかったのか分からないけど、あのPKは僕たちにとって大きなチャンスになったはずだった。とにかく、僕たちはピッチの上で集中し続けるしかない」
エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、より強い言葉で判定への不満を示した。
「あのファウルは信じられないほどひどかった。本当に腹が立っている。私は本当に怒っている。ミランはもともと強いチームだ。こんな助けを必要としていない。私たちはヴェネツィアだ。尊重されるべきだ」
「私は普段、審判については話さない。だが、今の我々にとって結果はあまりにも重要だ。あの場面にはあまりにも軽率な対応があったし、主審は見直しにすら行かなかった。さすがに私も時には我慢できなくなる。もしあれがセンターサークル付近のプレーだったら、すぐに笛を吹いていたはずだ」