サン・シーロでミランを下したアタランタ
アタランタは20日、セリエA第33節でミランと対戦し、1−0で勝利した。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が試合後、『Rai』や会見で残したコメントを『TMW』が伝えた。
【ミラン採点】「意外なベストと意外なワースト」評価が分かれた選手も
UEFAチャンピオンズリーグ出場権が近づいている
「まずはチャンピオンズリーグ出場を決めなければならない。それが最優先だね。自分に課している目標はそれで、何としてでも達成したい」
ミランを戦術的にも上回った
「アタランタ全体の勝利だ。出場した全ての選手、交代で入った選手たちも決定的だった。今のサッカーでは5人交代できるから、ベンチの選手の質がとても重要になってくる。今夜は誰一人として悪かった選手を挙げるのが難しいくらいだ」
「準備していた以上の結果が出た。ウディネーゼ戦で4-0で勝って勢いに乗っているミラン相手に、しかも新しいシステムを導入していた中でミラノで勝つのは簡単なことじゃなかったし、試合中もずっと簡単ではなかった」
ラウル・ベッラノーヴァを3バックの一角で起用した
「最終ラインで起用したから、走る距離は少し減った。でも、あの選択はラファエル・レオンとテオ・エルナンデスという強力なコンビに対抗するために、彼とクアドラードを使いたかったという理由がある。2人ともよくやってくれたね」
スクデットへの未練は?
「冗談じゃない、勝ち点64で悔しさなんて感じるわけがない。確かに首位の2チームとは7ポイント差がある。それは直接対決で落とした試合が原因だが、技術的な面から見て、アタランタがスクデットを争えるようなチームだったと考えるのはちょっと話が大きすぎる。後ろにいるチームを見れば、どれだけ強豪がひしめいているかがわかるはずだ」