懲罰ではなく失点関与の動揺で交代。コンセイソンとはハグ
ミランは、セルジオ・コンセイソン監督とユヌス・ムサの間にわだかまりはないようだ。『MilanNews』が6日に舞台裏を伝えている。
ミランは5日のセリエA第31節でフィオレンティーナと対戦した。スタメン入りするかが微妙な立場だったムサは、「練習で良い動きをしていた(コンセイソン監督談)」ことから先発入りしたものの、失点に直結するミスをして23分に交代を命じられた。
交代後のムサは、コンセイソン監督と視線を合わせることなく、ロッカールームに直行。指揮官との関係性にも注目が集まった。
しかし、この騒動は、周囲が想像を膨らませるほどの問題にはなっていない模様だ。
まず、ムサはミスで明らかに動揺していた。失点関与後にうろたえていたのは明らかで、コンセイソン監督が素早く交代の決断をしたにすぎない。
ムサは交代への怒りか、失点への動揺か、ロッカールームに直行した。だが、アレッサンドロ・フロレンツィが励ましに向かうと、ほどなくしてベンチに戻った。その際、コンセイソン監督とハグをしたことも、チーム内で問題になっていないことを裏付けている。
開始直後に2点のビハインドを背負ったミランは、後半に追いついて勝ち点1を手にした。