インテルとのダービーに燃えるミラン指揮官
ミランは2日、コッパ・イタリア準決勝ファーストレグでインテルと対戦する。セルジオ・コンセイソン監督が前日会見に臨んだ。
これは1stレグ。勝ち抜けにどの程度影響を与えると思うか
「我々にとってこれまでのダービーはタイトルがかかった重要な試合だった。ダービーはいつも特別な一戦だし、周囲の環境、関係者すべてにとって意味がある。今はお互いに状況が違っていて、ピッチに立つ選手も変わっている。我々は良い試合をしたいと思っている。インテルは非常に強いチームだが、我々は試合にしっかり入って、自分たちの望む結果、勝利を手に入れたい」
ラファエル・レオンやマリック・チャウの状態は?
「チームの状態は良い。あとは私が決めることだ。試合が終わった後の方が判断は簡単だが、明日は強力なスタメンを送り出すつもりだ。ベンチの選手も良い形で試合に入ってくれるはず。もし26人のスタメンを使えるならそうしたいが、それは不可能だ」
このダービーは欧州カップ戦出場へのラストチャンスか
「我々はこの試合がヨーロッパの舞台に向けて重要だと理解している。ただ、ほかの試合のことは考えていない。これがヨーロッパへの最短ルートだという意識を持っている」
ここ数日でサンティアゴ・ヒメネスと話をしましたか?
「今日はトレーニングでたくさん得点していた。例外はあるにしても、イタリアに来てすぐにインパクトを与えるのは簡単ではない。時間が必要なのはごく自然なことだ。我々はすぐに結果を求めたが、4〜5点を取ったあとに落ち着いてしまうこともある。それも当然だ。私が彼にできる一番のサポートは、落ち着いて自分のスペースを保てるようにすること。私自身もイタリアに来た当初は批判されたが、最終的には決勝でゴールを決めたよ」
ジョアン・フェリックスについて
「サンティと同じことが言える。簡単ではない。ただ、選手同士の会話やコミュニケーションは重要だと思っている」
インテルとの勝ち点20差。一方で今季まだインテルに負けていない。どちらの事実がより不思議か
「すべての試合は異なるものだ。カンピオナートは皆さんも知っての通りの流れになった。インテルは好調だし、ミランも数年前にはスクデットを取った。ダービーやビッグマッチはいつも別物だ。明日の試合に集中することが一番大事だ」
コッパ・イタリアで優勝すれば、ミランでのプロジェクトに対する満足感は得られるか
「それは分からない。トロフィーを取れれば満足するだろうが、まずはインテルに勝たなければならないし、その後決勝もある。先のことを考えすぎても仕方がない。私は日々の勝利に価値を感じるタイプだ。今はこの数ヶ月でいろいろなことがあり、決して幸せな状況ではない。幸せな瞬間は少なく、落胆の方が多い。改善が必要だが、それは誰にとっても簡単なことではない」
ラファエル・レオンについて
「私はレオンをスーペルコッパで初めて知ったわけではない。ポルトガル時代から知っている。ただ、そこから先に必要なのは彼自身の成長だ。彼が試合に出ればムラがある」
「途中から出て活躍すれば、なぜスタメンでなかったのかと言われる。サッカーについて話す人の中には、私には理解できない意見も多い。レオンに対しての評価は変わらない。クオリティに関しては世界最高レベルの一人だ。ただし、それを発揮し続けて、シーズン25ゴール、アシストも多数という結果を出さなければならない。その継続性があれば、世界でもトップの選手になる。なぜ試合に出さないのかと聞かないでほしい。日々の練習で見て判断している。我々は身体的な管理や状態、どんな風にチームに合流したか、全てを把握している。決めるのは私であり、そのために私は報酬をもらっている」
ミランでの不遇な時期について
「私はその手の争いには関係ない。私は監督として話している。私のフォーカスはタイトルを勝ち取ることだ。これまでに13個のタイトルを取ってきた。現在は9位にいるが、ポルトガル時代、残留争いをしていたチームでももっと上にいた。私は毎試合勝利を目指し、大きな目標にたどり着くために戦う監督であり、9位に甘んじるような人間ではない」
この試合は、今季の失望を払拭するターニングポイントになり得るか
「物事は良い面と悪い面、両方から見ることができる。ミランが最後に2つのタイトルを取ったのがいつだったかを見てほしい。もちろん、順位的にはミランらしからぬ状況で、危機的と言える。ただ、明日の試合は決勝に近づける重要な機会であり、タイトルに一歩近づけるものだ」