内部の改革が続く
ミランの内部に大きな変化がありそうだ。『スポルトメディアセット』が12日に伝えたところによると、ファビオ・パラティチがスポーツディレクターに就任する可能性が高まっている。さらに、監督人事も動きがあったようだ。
スポーツディレクター探しを続けているミランは、これまでに数人の候補が挙がっていたが、現在はパラティチが最有力になった。近日中にジョルジョ・フルラーニCEOと会談をする予定で、最終確認を行うものとみられる。
また、同メディアによると、今季限りでセルジオ・コンセイソン監督が退任することが決定的になった。
後任候補にはセスク・ファブレガスやロベルト・デ・ゼルビ、シャビといった名前も挙がったが、クラブは経験を優先し、マッシミリアーノ・アッレグリを選択。アッレグリはサウジアラビアからの高額オファーを断り、ミラン復帰に向けて基本合意に達しているとのことだ。
アッレグリの年俸要求は500万ユーロで、ミランの予算内に収まるとみられている。さらに、アッレグリはチームの大改革を求めず、現有戦力に一部手を加える程度でチームづくりができると伝えていることもポジティブな材料となったようだ。