トップチームから“主力”を呼ぶのは不可能
ミラン・フトゥーロ(U-23ミラン)は、セリエCの下位に低迷し、残留争いに巻き込まれている。
セリエCでは、16位から19位はプレーアウトで残留を争う。ミラン・フトゥーロはトップチームに呼ばれている有力選手を起用できれば有利になりそうだが、実際にはそうではない。
プレーオフやプレーアウトでは、レギュラーシーズンで試合登録リストに25回以上名を連ねた選手しか出場できないという規定がある。そのため、トップ招集が多いメンバーはプレーアウトのメンバーに入れない。
具体的には、フランチェスコ・カマルダとアレックス・ヒメネスが起用不可だ。カマルダは今季12回しかセリエCの試合に登録されておらず、今季は残り8試合で、25試合には届かない。一方、ダヴィデ・バルテザーギはここまで19試合に登録されているため、25試合に届きそうだ。
プレーアウトは19位対16位、18位対17位で行われる。ただし、両チームの勝ち点差が8ポイント以上ある場合は、プレーアウトを実施せず自動降格となる。このため、まずは残り試合でしっかり勝ち点を重ねることが重要だ。
セリエC・ジローネBの順位(3/11時点)
- チッタ・ディ・カンポバッソ(勝ち点33)
- ルッケーゼ(勝ち点25)
- SPAL(勝ち点25)
- セストリ・レヴァンテ(勝ち点23)
- ミラン・フトゥーロ(勝ち点23)
- レニャーゴ(勝ち点23)
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