レッチェ戦の内容に手応えのミラン指揮官
ミランは8日のセリエA第28節でレッチェと対戦し、3−2の逆転勝利を収めた。セルジオ・コンセイソン監督が試合後、『DAZNイタリア』でコメントを残している。『MilanNews』が伝えた。
試合を振り返って
「試合の流れを正しく捉えている。我々は今週、準備の時間を少し多く取れた。レッチェの強みと弱点を理解し、それに合わせた戦い方を選手たちと共有した。彼らはしっかりと指示を実行してくれた」
「我々はチャンスをつくり、2つのゴールが取り消された後に失点を喫した。後半の入り方も理想的ではなく、さらに追加点を許した。あの時点では逆転が難しい展開だったが、選手たちのキャラクターが発揮され、試合を取り戻すことができた。最終的には良い結果となった。チームの姿勢、そして週中の準備の成果を考えれば、選手たちを称賛したい。彼らの姿勢には非常に満足している」
チームの姿勢は正しかった? では、なぜ毎回見せられないのか?
「時には相手のクオリティも影響する。姿勢だけの問題ではない。我々はピッチ上での取り組みを大事にしているが、それを言い訳にはしない。今日のように組織的なアグレッシブさを発揮できたのは、日々のトレーニングの成果だ。チャンピオンズリーグからの敗退はもちろん悔しいが、その分、こうした細かい部分に取り組む時間が増えたことを前向きに捉えている。選手たちはしっかりとしたキャラクターを持っている。それを常に発揮し、習慣化させることが大切だ。そうすれば、試合でも自然と表れる」
クリスティアン・プリシッチの理想的な役割は?
「彼はウイングの位置から中央のスペースをうまく活用できる選手だ。試合の戦略によって役割は変わるが、今日は左からスタートしつつ、ムサとともにライン間でのプレーを求めた。ラインデルスとボンドが相手の中盤を引きつけ、そのスペースを利用する形を狙った。彼は非常に高い技術を持ち、ポジションの理解力にも優れている。トップ下でも、ウイングとして中へ入る形でもプレーできる。それが彼の最も得意なプレースタイルだ。右からでも左からでも、また中央でもプレーできるが、それは試合ごとの戦略によるね」