ミランは躊躇?
テオ・エルナンデスは、ミラン残留を希望しているようだ。スペイン『AS』の報道をもとに『MilanNews』が伝えている。
スペインメディアによると、テオ・エルナンデスは代理人に対して、ミランとの契約延長交渉をまとめるように指示した。
テオ・エルナンデスは1月の移籍市場でコモからオファーがあったが、この話に応じず、ミランにとどまることを選んだ。クラブへの愛着は変わらず、2026年までの契約を更新したい考えだという。
テオ・エルナンデスの契約延長交渉は、停滞中と言われている。今季のパフォーマンスは高額年俸にふさわしいものではなく、クラブが夏の放出を検討しているという話もある。
ただし、ミランは契約延長に際し、「成長令(Decreto Crescita)」の恩恵を受けることができる可能性がある。テオがミランに加入した際、この税制優遇措置を活用しており、現在はイタリアに定住し子どももいるため、さらに5年間の優遇を受けることができるかもしれない。
とはいえ、今季の内容を考えるとミランが契約延長をためらうのも無理はない。契約延長交渉が進むかは、今後のテオ・エルナンデスの活躍次第だろう。