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ミラン、パブロビッチの退場は決定機阻止。疑問の声が多数

審判解説も疑問、ただし「判定そのものには同意」

セリエAは4日、カンピオナート第27節で起きた事象についての処分を確定させた。その中で、ミランのストラヒニャ・パブロビッチに対する処分も明確になり、一部で疑問の声が出ている。

ミランはラツィオと対戦し、1−2で敗れた。この試合でパブロビッチは67分に退場となっているが、危険なタックルでの退場なのか、明確な決定機の阻止(DOGSO)での退場なのかが分かっていなかったが、セリエAからの発表は、DOGSOによる一発レッドカードだった。

DOGSOの適用には4つの基準がある。ボールの支配権とプレーの方向性としては要件を満たしているが、ゴールまでの距離と守備の人数については疑問符が付くところだ。

『DAZNイタリア』の審判解説を務めるルカ・マレッリは、このジャッジについて、次のように述べていた。

「DOGSOの要件がそろっているとは思えない。ボールはイサクセンのもとを離れつつあったし、2人のDFがカバーできる位置にいたからだ」

「私としては、危険なタックルというジャッジの方が納得がいく。パブロビッチのタックルはかなり遅れていたし、スピードもあった。それをふまえれば、退場というジャッジは理解できる。厳しいジャッジだったが、判定そのものには同意だ」

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