ムサとアレックス・ヒメネスの右サイドは崩壊
ミランは2日、セリエA第27節でラツィオをホームに迎え、1−2で敗れた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
ミラン、ラツィオ戦の主な採点
マイク・メニャン
MilanNews：4 – 前半に数回の重要なセーブを見せたが、ザッカーニのゴール時には対応しきれず。試合終盤にPKを献上し、ミランの敗戦を決定づけた。
TMW：5 – 序盤のディアへのスーパーセーブを含め、ラツィオの多くのシュートに対応。しかし、アディショナルタイムのPK献上が致命的なミスとなり、評価を大きく落とした。
アレックス・ヒメネス
MilanNews：4 – タヴァレスとのマッチアップで完全に崩壊し、何もできなかった。前半のみの出場でハーフタイムに交代。
TMW：5 – タヴァレスに何度も突破され、失点シーンでも自陣右サイドからの攻撃を許した。ハーフタイムで交代となったのも納得。
ストラヒニャ・パブロビッチ
MilanNews：4 – まるでマダム・タッソーの蝋人形のように動きが鈍く、試合全体を通して悪夢のようなパフォーマンス。退場でチームをさらに苦しめた。
TMW：5 – サン・シーロのファンからは態度を評価されたが、試合の流れを決定づける退場を喫し、チームに大きなダメージを与えた。
ユスフ・フォファナ
MilanNews：4.5 – チームの攻撃が停滞する中、ミドルシュートを狙う場面が増えたが、効果は薄かった。彼のボールロストからパブロビッチの退場につながるカウンターを許した。
TMW：5 – 序盤はビルドアップに貢献していたが、時間が経つにつれミスが増えた。パブロビッチ退場のきっかけとなる痛恨のロストが印象に残る。
(→70分) サムエル・チュクウェゼ
MilanNews：6 – 目立ったプレーは少なかったが、レオンのアシストから美しいヘディングシュートを決めた。
TMW：6.5 – 試合に大きく関与はしなかったが、決定力を発揮し、貴重なゴールを決めた。
ユヌス・ムサ
MilanNews：4 – 序盤からミスが多く、前半終了8分前に交代させられる屈辱。サン・シーロのファンからは激しいブーイング。
TMW：5 – 失敗が重なり、心理的にも影響を受けた様子。ティフォージのフラストレーションが爆発し、試合中ずっとブーイングを浴び続けた。
(→37分) ジョアン・フェリックス
MilanNews：4 – 後半に決定機を迎えたが、絶好の位置からシュートを大きく外してしまった。
TMW：5 – チーム内で最も良いチャンスを得たにもかかわらず、決めきれずに終わった。
ラファエル・レオン
MilanNews：6 – 時折、鋭いドリブルで相手を翻弄し、攻撃の起点となった。しかし、決定的な仕事は少なかった。チュクウェゼのゴールをアシスト。
TMW：6.5 – 前線で唯一効果的なプレーを見せ、ドリブル突破やチャンス創出で奮闘。チュクウェゼへのアシストも記録。
サンティアゴ・ヒメネス
MilanNews：5 – 存在感なし。
TMW：5.5 – ボールに絡む機会が少なかった。味方との連係も噛み合わず、苦しい試合に。
セルジオ・コンセイソン監督
MilanNews：4 – 言葉では前向きな姿勢を示すが、結果が伴わない。唯一評価できるのは、数的不利の中でも選手たちが最後まで諦めなかったこと。
TMW：4.5 – チームの動きが鈍く、戦術面でも迷走。試合途中でフォーメーションを変更するが、改善には至らず。就任以来、チームの安定感はむしろ失われている。
