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【ミラン採点】ゲームオーバー…。責任は誰に? 専門メディアは怒りと落胆

ボローニャのホームで敗れるのは2002年3月10日以来

ミランは27日、セリエA第9節延期分のボローニャ戦を戦い、1−2で敗れた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

この敗戦に『MilanNews』は怒り心頭で、選手採点のほかに、普段は記さないチーム全体の採点を冒頭に紹介した。

その採点は「2」の低評価。「2月27日ですべての熱意の炎が消え、状況全体がすでに極めて困難である中で、かすかな希望すらも消えた。1997/98シーズンのミラン対パルマ戦(1-1)の終了後、クルヴァ・スッドは象徴的な横断幕を掲げた。そこにはこう書かれていた——そして今、君たちは自らの恥とともに孤立するのだ。これほど不吉で、そして今の状況にぴったりと当てはまる言葉はないだろう」と、怒りとともに落胆も感じさせる評価を下した。

その上で、「それにしても、この試合は、リーグの政治的な運営が異なっていれば、ミランにとってより有利な条件で行われていた可能性もあったのに……」と、悪天候の影響で中止になった第9節が通常どおりに開催されなかったことを嘆いた。

●ボローニャ対ミランは延期。「理解しがたい」、スカローニは不満(2024/10/26)

主な選手採点は以下のとおり。

ミランの主な採点

アレックス・ヒメネス

MilanNews:4 – 前半は技術的なミスが目立ち、ドミンゲスとのデュエルでも苦戦。特にボローニャの先制点につながったスローインの場面では、致命的な対応の遅れを見せた。
TMW:5 – ドミンゲスとのマッチアップで劣勢に立たされ、カンビアーギとの場面では完全に対応を誤り、マークを外したまま突破を許してしまった。

ストラヒニャ・パブロビッチ

MilanNews:5 – カストロがチャウのゾーンを避けて彼のエリアに入る場面が多かったが、うまく抑え込めず。特にボローニャの2点目では、エンドイを完全に見失い、痛恨の失点につながった。
TMW:5 – ボローニャの同点ゴールにつながるファウルを犯した上に、2失点目ではエンドイに対応できず、ミスが目立った。

ジョアン・フェリックス

MilanNews:4 – 予想外のスタメン起用となった。スペースを探しながらも存在感を示せず。レオンの素晴らしいスルーパスを受けた場面でも、わずかなコンタクトで止まってしまい、決定機を逃した。後半も15分間プレーしたが、何も残せなかった。
TMW:5 – ボールを持つと才能の片鱗は見せるものの、フィジカルの強いボローニャの守備に苦しみ、思うように動けず。マークを外せないまま試合を終え、影の薄い存在だった。

ラファエル・レオン

MilanNews:6 – ミランの前半の数少ない好機を演出。ジョアン・フェリックスへの絶妙なスルーパスを供給するも、決定機にはつながらず。43分にはヒメネスのヘディングをうまく拾い、相手DFをかわしてゴールを決めた。
TMW:6.5 – コンセイソン監督が評価したのはゴールではなく、守備面での献身的な姿勢やボールを持たない時の動き。チームにとって最も危険な存在だった。

セルジオ・コンセイソン監督

MilanNews:5 – この敗戦を受け、今後のリーグ戦にどれほどの意味があるのか疑問が残る。シーズン途中からの就任で、彼の求めるスタイルに合った選手がそろっていない状況ではあるが、チームは完全に覇気を失っている。
TMW:5 – 16試合連続で異なるスタメンを起用するも、いまだ最適な布陣を見つけられず。守備陣のミスは彼の責任ではないが、彼の持つ強い個性で少なくともチームのメンタルを立て直せると期待されていた。しかし、現状はむしろ以前より悪化している。

https://twitter.com/acmilandata/status/1895230599222436020

ボローニャ対ミラン:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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