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コンセイソン迷采配に酷評相次ぐ。ミランは指揮官支持変わらず。ファンの怒りの矛先は…?

トリノに敗れて4位が遠のく

ミランはセリエA第26節でトリノに1−2で敗れ、またしても批判が相次いでいる。敗因はさまざまあるが、セルジオ・コンセイソン監督の采配についても疑問符が多く付いており、イタリアメディアでは低評価を連発した。

ミランはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ、フェイエノールト戦の2ndレグの前半が良かったこともあり、サンティアゴ・ヒメネス、ジョアン・フェリックス、ラファエル・レオン、クリスティアン・アスラニを同時起用した。後半開始時にラファエル・レオンを下げ、ユスフ・フォファナを途中出場で起用。ジョアン・フェリックスを長時間引っ張るなど、複数の采配が疑問視されている。

『TMW』は「1週間で2度目のビンタ。もう痛みを感じることもないが、チャンピオンズリーグで露呈した問題を再認識させられた」とし、「5」の採点を付けた。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』『トゥットスポルト』もそろって「5」を付け、低めの評価だった。

『コッリエレ』は「火曜日と同じ布陣でまたしても失敗。確かに不運な面もあったが、奇妙な采配を続けてしまっている」と酷評した。

クラブの信頼は変わらず

ただ、コンセイソン監督に対するクラブの信頼は揺らいでいない。

『ガゼッタ』によると、試合後に指揮官はズラタン・イブラヒモビッチ、ジョルジョ・フルラーニらとともに話し合い、敗戦の分析や現在の低迷について原因を探った。クラブはコンセイソン監督の信頼は変わっておらず、不調の原因は選手側に理由があるという結論に至ったとのことだ。

ファンはフロントに怒り

クルヴァ・スッドの怒りも選手に向かっているが、同時にそのチーム編成をしたクラブ側にも責任があると捉えているようだ。トリノ戦に敗れたあとで、SNSで次のように綴った。

「ザグレブでもロッテルダムでも、そしてチャンピオンズリーグ敗退でも、屈辱を味わった。だから、今日は闘志をむき出しにしたミランを見られると思った」

「だが、実際にはまたしても醜態をさらした。これは計画性も存在感もないクラブの責任だ。そして、その辺でやっている草サッカーレベルのミスのせいであり、多くの選手の姿は、我々のユニフォームを着るどころか、ミランストアの試着室で袖を通す資格すらない。恥を知れ!」

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