怒りはテオでも審判でもなく「自分たち」
ミランは18日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第2戦でフェイエノールトと対戦し、1−1で引き分けた。2戦合計1−2で、ミランはベスト16進出を逃した。ズラタン・イブラヒモビッチが試合後、『スカイ』にコメントを残した。
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チャンピオンズリーグ敗退
「今日は悔しい。チャンピオンズリーグは目標のひとつだった。カンピオナートが始まる前はスクデットを獲るつもりだった。スーペルコッパは獲ったが、コッパ・イタリアはまだだ。このクラブの歴史はタイトルを目指すものだ。ただ、シーズンが始まると、思い描いた通りにはいかないこともある。満足していなかったから、1月に動いた。だが、それで成功が保証されるわけではない。ミランらしい、支配するミランを見たい。自分が4、5年前に戻ってきたとき、ミランはみんなが知っているミランではなかった。でもそこから成長してきた」
スクデットのチームを解体しすぎたのでは?
「私はもう引退した。42歳だからね。あのチームでプレーしていたが、今のチームの方が優勝の可能性は高い。2倍は強い。このチームの方がクオリティは上だ」
テオ・エルナンデスはシミュレーションが多いのでは?
「こういうプレーが起きたとき、それが正しいかどうかを言うのは難しい。テオが俳優みたいなことをしているとは思わない。彼は自分のプレーをして、ベストを尽くそうとしている。こういうことは試合の中で起こる。彼がわざとやっているわけではない」
ミランはテオに怒っているのか、それとも判定に怒っているのか
「自分たちに怒っている。我々が負けたし、相手の方が強かった。自滅したんだ。審判に怒っているわけじゃない。すべては自分たちの責任だ。言い訳も泣き言もない。鏡を見て、自分たちのミスを認めるべきだ」
退場者が多い
「試合の中で起こることだ。エンポリ戦でも不当な退場があったし、逆に相手にレッドが出るべき場面もあった。こういうことは事前にはコントロールできない。大事なのは冷静さを保ち、試合に集中することだ」