フェイエノールト撃破を誓うミランDF
ミランは18日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第2戦でフェイエノールトと対戦する。ズラタン・イブラヒモビッチとともに記者会見に臨んだフィカヨ・トモリが記者の質問に答えた。
ミランは明日突破できる?
「正しい姿勢と、いつも持っている“勝ちたい”という気持ちを持ってピッチに入らないといけない。オランダ(での第1戦)では思い通りにいかなかったけど、明日は何をしなければならないかはっきりしている。2点差で勝つこと。それが僕たちの目標だし、勝つ準備はできている」
明日はまるで決勝戦のような試合
「僕たちチームとして、そしてディフェンダーとして、毎試合“失点しない”ことを目標にしている。でも、明日はすでに1点ビハインドの状態でスタートする。僕たちのクオリティは分かっている。でも、もし失点しても集中を切らさず、やるべきことを信じ続けないといけない。最終的に僕たちが求めているのは勝利だけ。そこにフォーカスして、勝つために全力を尽くすだけだ」
カイル・ウォーカーが守備に与えた影響は?
「僕とカイルはいつも話してる。彼は冷静さと経験をチームにもたらしてくれた。彼がどれだけのタイトルを獲得してきたか、みんな理解しているし、一緒にプレーできるのはうれしいことだ。彼が何か言えば、みんな耳を傾ける。それだけの選手だからね。まあ、イブラとは違うけど…(笑)。彼なりのやり方で、チームの中でさらに成長している。加入してからずっと素晴らしい仕事をしているよ」
ファーストレグで苦しんだ要因と、その対策は?
「試合後にチーム内で話はしたけど、すぐにヴェローナ戦があったから映像は見なかった。今日はたぶん、前回の試合を振り返って、改善すべき点を確認すると思う。相手の攻撃陣は良いプレーをしていたし、デュエルの強さやボールを持ったときの深さもあった。僕たちは何を改善できるかを見直さないといけない。ただ、一番大事なのは、自分たちがどうすればもっと良くなるかにフォーカスすることだ」
自身の移籍の噂については?
「僕はずっとここを“ホーム”だと感じてきたし、その気持ちは何も変わってない。移籍市場のたびにいろんなクラブや関係者が話をするのはわかっている。でも、僕はずっとミランに集中してきたし、今もそうだ。このユニフォームを着ることは誇りであり、喜びでもある。だから、ここを離れたいと思ったことは一度もない。クラブが僕を必要としてくれる限り、僕はここにいる」
前線4人を支えることはできる?
「監督はいつも言ってる。“3人だろうが、4人だろうが、5人だろうが、目標は変わらない。それは勝つこと”だって。そのためには走って、戦わないといけない。何が何でも勝つ。それだけだ。試合に出る選手は全員、勝利のためにプレーする。前線が3人だろうと、4人だろうと、7人だろうと、10人だろうと関係ない。勝つためにやるだけだよ」