『ガゼッタ』が大々的に伝える
ミランは冬のメルカートで獲得したジョアン・フェリックスを気に入っているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は15日、ミランがチームに残す方針を固めたと伝えている。
ミランはこの冬、ジョアン・フェリックスをチェルシーからのレンタルで獲得した。ジョアン・フェリックスはミランを気に入り、早くも残留を希望しており、ミランとしてもぜひ買い取りたいと考えている。
同紙によると、ミランは再びレンタルでジョアン・フェリックスを迎えたい考え。ただ、次は4000万ユーロ程度の完全移籍オプション(もしくは義務)を付けることで交渉を進めたい意向だ。
そうなると、ミランがどう資金を捻出するかが問題となるが、テオ・エルナンデスの放出が有力視されている。テオ・エルナンデスはミランとの契約が2026年までとなっているが、今季の低調も影響して交渉が停滞している模様で、夏に放出してジョアン・フェリックスの獲得に充てるアイディアだという。
また、ラファエル・レオンについても放出不可という位置づけではなく、トップクラブからの高額オファーがあれば放出の可能性はあるとのことだ。
ジョアン・フェリックスがミランへの完全移籍を強く希望しているというのは大きなポイントで、これによりチェルシーとの交渉が動くかもしれない。加入からまだ2週間程度で、結論が出ているとは考えにくいものの、今後の動向に注目が集まる。