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ミラン、フェイエノールトに敗れて批判続々「シーズン最初から変わっていない」「もっと期待していた」と識者

ファンタスティック4も不発

ミランは12日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第1戦でフェイエノールトと対戦し、敵地で0−1と敗れた。イタリアメディアの解説者たちは、まだミランが危機を脱していないと考えているようだ。

【ミラン採点】フェイエノールト戦、痛恨ミスのメニャン以外に低評価だったのは…?

冬のメルカートで大胆な補強を行ったミランは、サンティアゴ・ヒメネスとジョアン・フェリックスを先発起用。しかし、敵地では精彩を欠き、無得点で敗れた。

解説者たちが酷評

失点はGKマイク・メニャンのミスによるものだったが、チーム全体の内容も良くなく、再びネガティブな意見が多く出ている。

ファビオ・カペッロは『スカイ』の番組で次のように語った。

「内容が乏しい。攻撃的な4人を起用したことで創造性が生まれると言われていたが、ほとんどなかった。全員がボールを持ちすぎで、チャンスがつくれなかった」

「何よりも驚いたのは、ボールをスムーズに回せていないことだ。ボールを持ちすぎたせいで、相手が守備を整えることが簡単になった」

クラレンス・セードルフは『PrimeVideo』で以下のように評している。

「まずはフェイエノールトを称えるべきだろう。セカンドレグがあるから、ミランはまだ挽回は可能だ」

「ただ、パフォーマンスに不安がある。特に攻撃陣はもっと期待した。限られたスペースの中でもっとチャンスを活かすべきだった」

ズボニミール・ボバンは『スカイ』でこう話した。

「シーズンの初めからそうだ。依然としてアイデンティティもアイディアもない。大事な試合や、組織力の高いチームとの試合でどうすべきかが分かっていない」

「攻撃的なスタイルでいくなら、なおさら試合をコントロールすべきだ。だが、ほとんどボールを持たずにカウンターをしようとしたり、相手を楽にしてしまった。前半を1点差で終えたのは運が良かったからだ」

ミランの試練は続く

ミランは15日にセリエAでエラス・ヴェローナと対戦し、18日にはサン・シーロでフェイエノールトとのセカンドレグがある。セルジオ・コンセイソン監督は過密日程による練習時間不足をたびたび嘆いているが、それでも結果を求められる状況だ。

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