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コンセイソン「デュエルで負けていた。アグレッシブさが欠けていた」

「まだ90分ある」と切り替えるミラン指揮官

ミランは12日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第1戦でフェイエノールトと対戦し、敵地で0−1と敗れた。セルジオ・コンセイソン監督が試合後、『PrimeVideo』と『スカイ』でコメントを残した。

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試合について

「まだ半分が終わったところ。あと90分残っている。ロッテルダムの厳しい環境は分かっていたし、相手は非常にアグレッシブで、デュエルにも多く勝っていた。このような状況では試合に勝つことが難しくなる。こちらにも同点に追いつくチャンスはあったが、攻撃の面で効果的ではなく、活かしきれなかった。失点の場面も少し不運だった。デュエルでのアグレッシブさが足りず、相手のほうが常に速く、積極的だった。セカンドボールへの対応が重要であることは分かっていたが、そこでも差をつけられた。こうした細かい部分が試合を決める」

4トップは続けるのか

「試合を見ての通り。選手たちも何を改善すべきか理解しているが、練習できる時間はほとんどない。土曜日にはヴェローナ戦があり、その後すぐに火曜日の試合が控えている。勝ってグループステージを突破するために、修正すべき点を改善しなければならない」

モチベーションを高く保つ必要はある?

「私自身、常にモチベーションは高く、全力を尽くしたいと思っている。チャンピオンズリーグの試合でモチベーションが上がらないようでは話にならない。私にとっての“クオリティ”は技術だけでなく、安定感や継続性、闘志、姿勢といったものも含まれる。そうした要素が試合を決定づける。プレーの面でも、より攻撃的でアグレッシブな姿勢が必要だった。最後の30メートルでチャンスは何度もあったが、もっと違う形で終わらせるべきだった。感情面でもモチベーションの面でも、常に最高の状態でいることが求められる」

セカンドボールやアグレッシブさが足りなかったのでは?

「その通りだ。試合は攻守のデュエルで決まる。今日はフェイエノールトがその部分で優れていた。我々はもっとやるべきだった。厳しい環境での試合になることは分かっていたし、相手は常に一歩先を行っていた。試合の入りは悪くなかったし、ラインデルスにチャンスもあったが、その後に失点してしまった。サッカーではこうしたことも起こり得る。しかし、まだ終わったわけではない。火曜日の試合でしっかりと答えを出したい」

今シーズンの巻き返しは難しい?

「簡単なことではない。しかし、不可能でもない。我々は状況を変えるためにここにいるし、残りの4カ月を違うものにしていくつもりだ」

フェイエノールトを甘く見ていたのでは❓

「私は常にすべての相手をリスペクトしている。真剣さはどんなときも変わらない。試合の準備は、チャンピオンズリーグ決勝と同じ気持ちで行っている。これまで自分がどれだけ努力してこの場にたどり着いたのかを理解しているからこそ、どんな相手に対しても決して軽く見ることはない」

フォーメーションには満足?

「結局のところ、試合後にあれこれ言うのは誰にでもできる。私自身もそうだ。しかし、あの時点での準備の中で決めたことだし、4人のアタッカーだけでなく、他の7人とのバランスも考えなければならない。私が正しいバランスを見つけ、そこを改善していく必要がある」

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