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【ミラン採点】フェイエノールト戦、痛恨ミスのメニャン以外に低評価だったのは…?

敵地でアドバンテージを得られず

ミランは12日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第1戦でフェイエノールトと対戦し、敵地で0−1と敗れた。ミランはサンティアゴ・ヒメネス、ジョアン・フェリックス、ラファエル・レオン、クリスティアン・プリシッチの「ファンタスティック4」が先発したが得点を奪えずに終わっている。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。

ミラン、フェイエノールト戦の採点

マイク・メニャン

MilanNews:4 – フェイエノールトのパイションのシュートに対する痛恨のミス。決して止められないシュートではなかった。試合の流れにおいても影響が大きく、精神的には立ち直ったが、プレー全体の印象は悪い。
TMW:4 – 致命的なミスで、試合を通して挽回のチャンスもなかった。フェイエノールトの枠内シュートは2本だけだったが、そのうち1本がこのミスによる失点。こうした試合では決定的なミスが命取りになる。

ストラヒニャ・パブロビッチ

MilanNews:6.5 – チームで最も安定した選手の一人。守備の読みが鋭く、パスコースを切る動きも的確。時折前線へ持ち上がる勇気も見せ、全体的に堅実なプレー。
TMW:6.5 – 技術的な限界はあるものの、献身的な姿勢が光った。リスクのある場面もあったが、それ以上に決定的な守備を見せた。

クリスティアン・プリシッチ

MilanNews:5 – 体力的な疲れが見え、プレーにキレがない。コンセイソンの4-4-2の中で適切なポジションを見つけられず、パイションのスピードに苦しめられた。
TMW:5 – 試合序盤はまずまずだったが、その後は影が薄くなった。守備には貢献したものの、攻撃時に存在感を示せず、ミランのボール支配時にも効果的な動きができなかった。

ラファエル・レオン

MilanNews:5 – コンディションは万全ではなく、実際に前半の途中でベンチへ行き足首の痛み止めを取る場面もあった。しかし、すべての判断を誤ったと言っても過言ではない。決定機を少なくとも2回は無駄にし、ジョアン・フェリックスやテオ・エルナンデスとの連係も全く噛み合わなかった。試合後は逃げずに自らの責任を認めた。
TMW:5.5 – 守備での貢献は皆無で、ボールロストが多発。それでも、ミランの攻撃は彼のスピードに頼る場面が多く、決定的な仕事はできなかったものの、一定の影響力はあった。

ジョアン・フェリックス

MilanNews:5.5 – チームの低調なパフォーマンスの中で、ボールを受ける動きは見せたものの、プレーに迫力が欠けた。終盤にはサイドに流れてチャンスメークを試みるも、決定的な仕事はできず。
TMW:5 – 試合の入りは良かったが、それ以降は停滞。守備面での献身は見せたが、攻撃ではアイデアが尽き、決定的な働きができなかった。

サンティアゴ・ヒメネス

MilanNews:5.5 – 古巣相手の試合だったが、印象に残るプレーは少なかった。チームからのサポートが不足し、ハンツコとの競り合いに苦戦。決定機に絡むことができなかった。
TMW:5 – 前半はわずか7回しかボールに触れず、そのうちエリア内でのタッチは1回のみ。新チームとの連係不足もあり、攻撃陣とのつながりがほとんどなかった。

セルジオ・コンセイソン監督

MilanNews:5.5 – 試合開始3分で失点し、その後も立て直せず。チームの反応が鈍く、ほとんど見せ場をつくれなかった。トレーニング時間の不足が影響し、チーム作りが進んでいないのが明白。
TMW:5 – 試合全体を通じて、チームは雨のデ・カイプで迷子のようだった。中盤は崩壊し、ラインデルスはフォファナの代役を果たせず。ベンチに中盤の選手が不足していたこともあり、交代策も難しかった。チームはバランスを失い、決定機をほとんどつくれず、攻撃陣の不調も目立った。終盤のカマルダとエイブラハムの起用も疑問が残る。

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