ボローニャで心機一転のミラン元主将
冬の移籍市場でミランからボローニャに移籍したダヴィデ・カラブリアが入団会見を行った。
ミランの下部組織で育ち、トップチームのカピターノを務めるまでになったカラブリアだが、今季はレギュラーの座を失い、2025年夏に満了する契約の延長交渉も進んでいなかった。1月26日のパルマ戦終了後には、ピッチ上でセルジオ・コンセイソン監督と衝突する場面もあり、後味の悪い形で愛するクラブを去ることになった。
カラブリアは今冬の移籍を振り返り、次のように語った。
「時間が経つにつれて決断が固まっていった。最終的には、みんなにとって最善の選択だったと思う。冷静に話し合い、論理的に考えた結果、これが一番いい形だった」
「さみしい別れになった。でも、自分があのユニフォームのためにどれだけ尽くしたかは分かっている」
「新しい挑戦としてこのクラブを選んだのは、ここに可能性があると感じたからだ。ディレクターとは電話で話したときから良い印象を受けていたし、実際にここに来てみても、環境は素晴らしく、野心的なチームでよく働いている。シーズン終了まで良いプレーを続けられると思うし、自分もチームの成長に貢献できるはずだ。最初にここに来た瞬間から、すぐに満足感を覚えたし、それは自分にとってすごく重要なことだよ」
セルジオ・コンセイソン監督との衝突が原因かと問われると、カラブリアは「あの件にはもう触れたくない。もう過去なんだ」と返答した。今月26日にミランとの試合があることについては「待ち遠しい。こういった新しい経験は前向きに捉えるタイプだから、エキサイティングなゲームになると思っているし、元チームメートと会えるのも楽しみだね」と語った。