行き過ぎた指導法で溝が深まる?
ミランのロッカールームでは、セルジオ・コンセイソン監督と選手の溝が深まっているという。『レプッブリカ』が31日に報じた。
UEFAチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦で、ハーフタイムにアルバロ・モラタとコンセイソン監督が交代を巡って衝突したと伝えられた。その結果、モラタの今冬移籍の可能性が浮上している。
同紙によれば、コンセイソン監督と対立しているのはモラタだけではない。テオ・エルナンデスやクリスティアン・プリシッチも厳格な指導を快く思っていないという。
特に、戦術ミーティングでの激しい叱責や、パルマ戦前にチームバスを予定より早く出発させたことが、選手の反感を買っている模様だ。
この亀裂はチーム内に影を落としている様子。ディナモ・ザグレブ戦のあとには、クラブ幹部のズラタン・イブラヒモビッチがロッカールームで元チームメートである選手たちを叱責したとされている。
チーム内の不協和音はパウロ・フォンセカ前監督体制よりもひどくなっている印象すら受けるミラン。この難局で迎える2月2日のミラノダービーは、悪い雰囲気を吹き飛ばすきっかけになるだろうか。