メルカート終盤でモラタ起用も悩ましい…
2月2日のミラノダービーでインテルと対戦するミランは、チームの状態だけでなく、起用可能な選手の数にも不安を抱えている。
ミランはUEFAチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦で敗れた。この一戦では、ハーフタイムにマッテオ・ガッビアが交代となったが、戦術的な理由ではなく、ふくらはぎの負傷が原因だったという。ダービーに間に合うかは現時点で不透明だ。
ミランのセンターバックではマリック・チャウも別メニュー調整中で、セルジオ・コンセイソン監督は慎重な選択が求められそうだ。
また、FWの起用も難しい。フェイエノールトのサンティアゴ・ヒメネス獲得を目指す中、アルバロ・モラタとフランチェスコ・カマルダの移籍交渉が進行中だ。
ガラタサライ行きが報じられるモラタは、トルコのメルカートが2月11日まで開いているため、ミラノダービーとは関係ないものの、モラタ放出がヒメネス獲得の資金調達につながるのであれば、ダービーでの負傷リスクは避けたいところだ。そうなると、タミー・エイブラハムに頼ることになるかもしれない。
中盤の要であるユスフ・フォファナが出場停止のミランは、どのようなメンバーでインテルと戦うのだろうか。