ディナモ・ザグレブに敗れてプレーオフへ
ミランは29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグでディナモ・ザグレブと対戦し、1−2で敗れた。勝てばプレーオフを回避して直接ラウンド16に進めるミランだったが、下位相手に敗れる失態を演じ、13位フィニッシュとなっている。
その責任は誰にあるのか。『MilanNews』は「態度と姿勢において恥ずべきチーム。救いはプリシッチとパブロビッチのみ」と怒りの見出しを付けた。
イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。
ミランの主な採点
マッティア・ガッビア
MilanNews:4.5 – 重大なミスでディナモ・ザグレブに先制点を許す。ボールを処理しきれずバトゥリナに奪われる形となり、試合の流れを悪くした。精神的には立て直したものの、そのミスの影響は大きかった。
TMW:4 – 守備での大失態がバトゥリナのゴールを生む。ミランの守備陣の中で際立って低調なパフォーマンスで、後半にはコンセイソン監督に交代を命じられた。
テオ・エルナンデス
MilanNews:4 – まったくアクセルを踏まず、終始停滞したままのプレー。スーペルコッパでの復活の兆しは幻だったかのように、再び精彩を欠いた。
TMW:5 – 序盤は左サイドから積極的に仕掛けるも、試合が進むにつれて失速。チーム全体の停滞に巻き込まれた。
ユヌス・ムサ
MilanNews:4 – 退場により、チームに大きな負担を強いる。特に最初の警告は不必要であり、軽率なプレーが目立った。彼の不用意なレッドカードが、ミランの試合を完全に崩壊させる要因となった。
TMW:4 – 31分に不必要なイエローカードを受け、さらに39分にはあまりに明白なファウルで2枚目の警告を受けて退場。ガッビアのミスと並び、ミランの夜を台無しにするプレーとなった。
ラファエル・レオン
MilanNews:4.5 – かつてこのスタジアムで輝いた姿はどこへ? 無気力で、集中を欠き、試合への影響力をまったく持てなかった。唯一のシュートを放つも、相手GKに阻まれる。
TMW:5.5 – 前半はほぼ消えていたが、後半に最前線へ移動して多少は試合に絡む。PKを獲得するも取り消されるなど、不運もあったが、決定的な仕事はできなかった。
アルバロ・モラタ
MilanNews:4 – ゴールに向かって振り向くことを第一の目標としていないフォワードが、どうやって影響力を発揮できるのか? ディナモ戦でもピッチ上で適切なポジションを見つけられず、シュートを打つことすらなく、コンセイソンはハーフタイムで彼をシャワーに送り出した。
TMW:5 – ほとんどボールに絡めず、前半で存在感を消す。結局、監督の決断によりハーフタイムでベンチへ。
セルジオ・コンセイソン監督
MilanNews:5 – 手持ちの材料で料理をするが、システムには根本的な重大な問題がある。前半のチームのアプローチはほとんど恥ずかしいレベルであり、後半は10人ながらも多少改善されたように見えたが、最終的には妥当な敗北を喫した。
TMW:5.5 – 二つの致命的なミスが試合を決定づけたため、監督の評価はそこまで厳しくはならない。しかし、数的同数の40分間でもミランは見せ場を作れなかったのは事実。