ディナモ・ザグレブ戦で勝利が必要なミラン
ミランは29日のUEFAチャンピオンズリーグでディナモ・ザグレブと対戦する。ミランは勝てば8位以内が確定する状況だ。セルジオ・コンセイソン監督が前日会見に臨み、さまざまなテーマに触れた。
最近の騒動について、それがチームに影響を与えたか?
「刺激を与えるために興味のない事柄を使う必要はない。刺激は日々の努力や、世界最高峰の大会でプレーするモチベーションから生まれる。グループフェーズを最良の形で締めくくりたい。この責任感は日々ミラネッロで感じている。ミランというクラブを守るのが最も重要だ」
モラタは休養が必要か?週末にはダービーも控えているが…
「質問の意図は理解している。ただ、私は試合ごとに集中するタイプで、2試合先を計算するのは良くない。そうすると結果が良くないことが多い。今は明日の試合に集中することが重要だ。勝利すれば目標の2つ目を達成できる。1つ目はスーペルコッパの優勝で、良い形で達成した。2つ目はチャンピオンズリーグでベスト8に入ることだ。ダービーのことは木曜、帰りの機内で考える」
このチームはCL優勝を狙えるのか?
「まだ多くの試合が残っている。先ほども言ったが、ダービーのことを考える余裕がないのに、CL優勝のことを考えるのは早い。遠くを見すぎると、足元の階段に気づかず転ぶことになる」
監督就任から1カ月が経ったが、チームの成長や改善点については?
「改善したい点はたくさんある。時折良いプレーをするが、そうでないこともある。ポゼッションの質やスペースの使い方、守備の切り替えなど細部に取り組んでいるが、完璧を求めるのが監督の仕事だ。練習時間が足りないのは事実だが、選手たちにはフィールドでの指導が好きだ。全体的には前進しているが、改善が遅い部分もある。選手たちは信じて努力している。理想は余裕を持って勝つことだが、そのためにはさらなる工夫が必要だ」
チームについて
「人間的に素晴らしいグループだ。彼らは私のサッカー観や生活における考えを理解してくれている。グループの運営方法を尊重し合っている。監督はグループを見極める必要があるが、彼らは良いチームだ。来てから多くのことを変えたが、受け入れてくれた。表面上はスタイルが変わっていないように見えるが、いくつかの変更が進行中だ。このチームに満足している」