セルジオ・コンセイソンの4−4−2に完璧?
ミランとローマのトレード交渉は注目を集めているが、ローマにとって順調とは言えない状況のようだ。『レプッブリカ』が8日に報じた。
ミランとローマは昨夏、アレクシス・サレマーカーズとタミー・エイブラハムをトレードした。どちらもレンタル移籍という形で、現在は完全移籍について話し合っているものとみられる。
しかし、両クラブの熱意には温度差があるようだ。サレマーカーズはローマで活躍を続け、ティフォージの信頼を得た。ローマは完全移籍で買い取りたい意向だ。
一方でエイブラハムは献身的な姿勢で一定の評価を得ているものの、活躍は散発的でどうしてもミランが残したい選手ではないとされている。
さらに、ミランのセルジオ・コンセイソン監督の存在がサレマーカーズの去就に影響する可能性がある。ミラン新監督は、サレマーカーズを高く評価しており、自身の4−4−2に適した人材と考えているという。
ローマはサレマーカーズを獲得するためにエイブラハムに加えて、ブライアン・クリスタンテを差し出す可能性もあると言われている。交渉の行方に注目が集まる。