ミラニスタの気持ちを代弁(?)
ミランのジェリー・カルディナーレ・オーナーの発言がイタリアで話題になっている。かつてミランでもプレーしたアントニオ・カッサーノが、Twitchの『Viva El Futbol』で批判した。
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「ミランはあんたのもんじゃない。ティフォージのものだ。アメリカでそれを説明してこいって感じだ。ミランはサンマルティネーゼ(スモールクラブの例として)じゃなく、世界で最も重要なクラブの一つだ」
カッサーノは、ミラニスタが求めるのはクラブの利益よりもタイトルだと主張する。
「ミランは調子が悪いシーズンでも、最低でも1つはタイトルを獲るべきクラブだろ? それなのにアイツは『クラブの価値を50億ドル、60億ドル、100億ドルに…』って。自分の利益の話だ。しょうもないね」
そして、カルディナーレ・オーナーらに向けて、2つの提言をした。
「カルディナーレさん、フルラーニさん、オレはほかのクラブについても同じことを言ってきたけど、あんたらは借りてきた金で利益をつくって返済しているだけで、自分の金を使っているわけじゃない。まず言いたいのはそれが1つ」
「もう1つは、ミランがティフォージのものだってことを思い出せ。アメリカで野球を見ていないでさ。ミランは真剣なんだ。顔を見せて、プロフェッショナルな仕事をしてくれよ、って思うね」
さらに、パオロ・マルディーニを追い出したジョルジョ・フルラーニCEOは適任ではないと強調した。
「フルラーニなんかCEOにしておくな。どこを見ているのかさっぱり分からない。ミランのレジェンドすら知らないんだからな。ミランは歴史であり、ステータスだ。レジェンドの扱いと振る舞いをみていれば、それだけで無能ってことは明らかだ」