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テッラッチャーノ父、1月の移籍を否定。「柔軟性は強み。テオの代わりはできない」

ポリバレントさで信頼を掴み始めた21歳

ミランのフィリッポ・テッラッチャーノが、チームでの序列を上げている。同選手の父であるアントニオ・テッラチャーノが、『MilanNews』のインタビューに応じ、息子の移籍の噂や特徴に触れた。

今年1月にミランの一員になったテッラッチャーノは、ステファノ・ピオリ体制でほぼ出番がなかったが、パウロ・フォンセカ監督のもとで出場機会が増えている。第17節のエラス・ヴェローナ戦では、中盤の底に入ったことでも注目された。

テッラッチャーノは、親子そろって元ヴェローナの選手だった。それだけに、ヴェローナ戦でのプレーは特別な思いがあっただろう。大事な試合でボランチに入ったことについて、父は次のように語った。

「理想的なポジションがどこなのか、一概には言えない。フィリッポは選手として成長している途中だ。代表だと中盤だし、ヴェローナ時代は右サイドバックでもウイングバックでもプレーした」

「これは器用貧乏ではなく、強みだと思う。いまのサッカーでは、ポジションは曖昧なほど価値がある。ただ、選手の特徴に応じて起用されるべきだろうね」

「息子がテオ・エルナンデスの代役を務められるかと言われればノーだと私は思う。息子にはテオみたいにサイドを駆け上がることはできないからね」

1月にレンタルでミランを離れる噂があることにも言及した。

「現時点でクラブからは何も聞いていない。オファーがあることは耳にしているが、フィリッポにはまだ何も伝えられていない」

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