買い戻しオプション条件の調整の道はあるのか
ミランが、アレックス・ヒメネスの保有権について、レアル・マドリーとの再交渉を望んでいるようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が22日に伝えた。
今季のミランはネガティブな話題が多い。中でもテオ・エルナンデスの不振は痛手となっているが、最近デビューを飾ったヒメネスが見事なパフォーマンスを見せていることは好材料だ。
ミランは、移籍金500万ユーロでヒメネスを完全移籍で獲得したが、買い戻しオプション付き契約のため、将来的にレアルに引き抜かれるリスクを抱えている。
レアル・マドリーの買い戻しオプションは、2025年に行使すると900万ユーロ、2026年なら1200万ユーロに設定されている。ミランはこの条件を調整したいようだ。
レアル・マドリーは、サイドバック陣がベテランぞろいのため、交渉は簡単ではないものとみられる。ミランはヒメネスが現在の環境に満足しているという本人の意思を活かしながら交渉に臨むという。
ミランとレアル・マドリーの交渉がどのような結末を迎えるのか。両クラブの思惑が絡む中、今後の展開が注目される。