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ミラン、モラタ離脱で2トップ採用は白紙。「テオは罰ではなく調子を上げるプロセス」とフォンセカ

エラス・ヴェローナ戦に臨むミラン

ミランは20日のセリエA第17節でエラス・ヴェローナと対戦する。パウロ・フォンセカ監督が前日会見に臨んだ。『MilanNews』がその模様を伝えている。

テオ・エルナンデス

「いつも試合前には話をしている。彼の状況は簡単に説明できる。多くの試合に出場し、代表戦もあった。今はまだ万全の体調ではなく、コンディションを取り戻す必要がある。彼はチームにとって非常に重要な選手だ。彼への罰ではなく、ベストな状態に戻すためのプロセスだ。自分にとっては彼が世界最高のサイドバックだと思っている」

アレックス・ヒメネスの右サイド起用は?

「その話を耳にしたが、なんで、って感じだ。このチームにはトッリアーニ、バルテザーギ、ヒメネス、リベラーリ、ゼローリ、カマルダがプレーしている。プリアヴェーラにフトゥーロ、そしてトップチームで選手が迷子になっていると書かれているが、本当に信じられない」

「選手が足りていない状態だ。以前は負傷者がいないといったときがあるが、すぐにケガ人が出始めてしまった(笑)。プリシッチは代表で問題を抱えて戻ってきて、いまはムサもロフタス=チーク、オカフォーもいない。モラタも扁桃炎にかかった。ただ、こういったときは若手のチャンスである」

ミラネッロの雰囲気

「チームの状態は自分が一番理解しているが、メディアには練習の様子が見えない。もし機会があれば練習を見に来てほしい。雰囲気はとても良いよ。良い雰囲気があると仕事がしやすくなる。今週もいつもと同じように良い雰囲気の中で作業ができた。試合後に選手たちが落ち込んだり、やる気を失ったりする様子は一度も見たことがない」

ミラネッロ外の雰囲気

「ティフォージのフラストレーションは理解しているが、誰よりも勝ちたいと思っているのはチームだ。選手たちもそれを理解している。ティフォージの不満や抗議も理解しているが、結果を変えるためにやれることは働き続けることだ。サポーターはそれに値する存在だと思っている」

ロッカールームの雰囲気が良いなら、なぜ試合中に態度が変わることがあるのか

「試合前の雰囲気は良いが、試合の序盤に何かが起きると、それがチームのメンタルに大きく影響することがある。これは今に始まったことではなく、性格的な問題だ。選手たちもそれを理解していて、改善するために努力している」

チームの現状を0〜10点で採点するなら?

「この手の評価は好きではない。自分はある見方をするが、他の人は別の見方をする。評価基準が誤解される可能性があるので、やらない方がいいと考えている。成長の余地は大きい。結果に関しても大きく成長できるはずだと確信している」

メルカート

「この話題が会見でのメインテーマになるのはわかっているが、今はまだ早い。話はしている。クラブは常に市場に注意を払っていて、必要があればすぐに動く準備ができている」

問題を解決するのは練習かメルカートか

「試合を評価して、それに基づいてトレーニングを行っている。例えば、カリアリ戦ではエリア内の守備に問題があったため、その後はそこを改善するように取り組んだ。そのおかげで、同じようなクロスからの失点はなくなった。試合ごとに新しい課題が出てくるので、それに合わせて取り組んでいる。試合を見れば、チームが多くの面で改善しているのがわかるはずだが、結果がついてこないため、それが見えにくくなっている」

タミー・エイブラハムとフランチェスコ・カマルダの2トップは?

「週の始めにはその可能性を考えたが、モラタの体調不良により2トップでスタートするのは難しいと考えている」

クラブとチームに対する批判は多いが、監督に対しては少ない

「自分も選手やクラブと同じように批判を感じている。選手だけが批判されているわけではない。むしろ、自分が最初に批判されるべきだと思う。チーム全員が一体だと考えている。ファンが自分の方が選手よりも好かれているとは考えていない」

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