レッドスターの速攻に警戒するミラン指揮官
ミランは11日、UEFAチャンピオンズリーグでレッドスターと対戦する。パウロ・フォンセカ監督が前日会見と『ミランTV』で残したコメントを『MilanNews』が伝えた。スターティングメンバーやチームの状態など、さまざまなテーマに触れている。
アタランタ戦の後のチームの様子は?
「チームは自分たちがやったことを理解している。大会は違うが、チームはいつも通りしっかり反応して、ちゃんと取り組んでいる。今回のチャンピオンズリーグの試合がどれだけ大事かも分かっているし、勝ちたいと思ってる。相手はヨーロッパでかなり強いチームで、前の試合ではシュトゥットガルトに5-1で勝っている。こっちも明日に向けてしっかり準備して、良いトレーニングができた」
レッドスターについて
「レッドスターは、ユヴェントスと戦ったシュトゥットガルトに勝ったチームで、カウンターが非常に強く、特に前線の3人はスピードが速い。カウンターを許すとかなり危険だから、そこは気をつけないといけない」
明日はプリシッチが不在
「ロフタス=チークを起用する。彼は成長している。最近の試合ではコンディションも良いし、明日へのモチベーションも高いと思う。もちろん、2人はタイプが違うが、ロフタスに求めることはクリスティアンにも求めるし、同じことができると思っている。チャンピオンズリーグの試合はスペースがあってオープンになりやすく、彼にとっても特長を出しやすいから期待している」
8位以内に入れるか
「まずは明日の試合に勝つことが大事だ。簡単ではないが、そこから残りの2試合を考えることになる。8位に入れる可能性? もちろんある。でも、まずは明日の試合に勝つのが先だ」
メンバーの変更は?
「もしかしたら何か変えるかもしれない。でもセンターバックは変えない」
エイブラハムとモラタが一緒に出る可能性は?
「明日は一緒には出ない。もちろん一つのオプションだし、考えたことはある。今後の試合ではあり得るかもしれない。常に可能性はある」
ミランでヨーロッパの試合を準備するのは他と違う?
「チャンピオンズリーグはいつだって特別な大会だし、選手にとってもモチベーションが違う。でも、試合の準備の仕方自体はいつもと同じ。違うのは相手チーム、戦術、ゲームの組み立て方とか、そういった部分かもしれない。自分の中では、ミランのヨーロッパでの威厳は大きいと思ってるし、それを理解してしっかりやらなければいけない。ミランはチャンピオンズリーグにふさわしいチームだし、だからこそ特別な大会だと思う」