ミランの信頼は現時点で変わらず
ミランのパウロ・フォンセカ監督は、またしても危機に瀕しているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが8日に伝えた。
今季からミランを率いるフォンセカ監督は、シーズン序盤から解任の噂が浮上するなど、順風満帆なスタートとは言えなかった。最近は調子を上げ、良い雰囲気になっていたが、セリエA第15節ではアタランタ戦に敗戦。試合後にフェデリコ・ラ・ペンナ主審の判定を厳しく非難し、大きな話題を呼んだ。
[● フォンセカが激怒したミラン、「幹部は何をしていた?」の批判の声]
フォンセカの処分
レーガ・セリエAは、フォンセカ監督のインタビューを問題視して調査を行っている。「規律違反」に該当すれば、罰金もしくは1試合のベンチ入り禁止処分となりそうだ。
ミランの信頼
ミランは、ラ・ペンナ主審のジャッジへの抗議は正当と判断しており、指揮官を支持する姿勢を貫いているという。
しかし、結果が出ていないのは事実で、アタランタ戦を落としたことで、スクデットへの希望は事実上消滅したという見方が強い。クラブとしては、最低でも次のシーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権は逃せないと考えており、4位以内に入れなければ監督交代に踏み切る可能性が高い。