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フォンセカが激怒したミラン、「幹部は何をしていた?」の批判の声

アタランタ戦後の判定への不満は防げたかも…

ミランは6日のセリエA第15節でアタランタに1−2で敗れた。試合後のパウロ・フォンセカ監督の発言が波紋を呼んでいるが、果たして問題は指揮官だけにあったのだろうか。『MilanNews』は、幹部陣が動くべきだったのではないかと指摘している。

フォンセカ監督はアタランタの1点目で、シャルル・デ・ケテラールがテオ・エルナンデスに対してファウルがあったと主張。フェデリコ・ラ・ペンナ主審を名指しで批判した上、過去のジャッジにまで苦言を呈した。

● フォンセカ激怒「主審が決まった時点で嫌な予感がしていた」

ここまでの発言を考えると、後日ベンチ入り禁止などの処分を受ける可能性も十分に考えられる。そういった状況を踏まえると、当日スタジアムにいたズラタン・イブラヒモビッチやジェフリー・モンカダといったディレクター陣がメディアの前に出ることで、監督の溜飲を下げるべきだったのではないかという声が出ている。

イブラヒモビッチらもフォンセカと同意見?

ただ、フォンセカ監督の意見はクラブ内で共有されていた可能性がある。『MilanNews』の記者によると、ミランの幹部陣はアタランタの先制点がファウルだと感じており、指揮官の主張に賛同している。フロントは「敗戦の言い訳」にするつもりはないものの、フォンセカ監督の主張は理解できるものであり、監督解任などを検討する予定はないという。

そうであれば、なおさらクラブ首脳陣がマイクの前に立つことで、フォンセカ監督を守ることができたかもしれない。良いバランスを見つけ始めたミランだけに、この敗戦で流れが悪くならないことをファンは願っているだろう。

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